庄 司 山 (南尾根コース)
 平成23年2月6日

メンバー 会員4名

 2月6日 高曇
7:45亀田支所出発。8:00大和静観園着。すでに七飯からの2名は来ている。道路の除雪は続いており行ける所まで入る。約920m程先の高度170m付近二股まで除雪がされている。左手高台の建物前も駐車出来る。路上に2台,高台に1台駐車する。8:202名はスキー,1名はスノーシュー,1名はツボ足で出発。右手に融雪剤の播かれた畑を見て,輓馬訓練の重しを引いた跡の有る作業道を進む。畑が切れる堆肥置き場で輓馬訓練は終わっている。トレースが有るがやがて左手に入って行く。ここで1名ワカン着用。北東に庄司山を眺望しながら作業道を進む。雪質は締まっておりスキー,ワカンでも埋まらず快適に進みラッセルの苦労は無い。作業道には途中水の流れが有る所もある。次第に庄司山が近づき西に見ながら進む。


庄司山を見て進む
作業道を行く 蒜沢の砂防ダム

 9:16蒜沢川砂防ダム下の橋を通過。少し登り9:17登山ボックスの有る広場310m付近着。登山届けを記入し行動食を取り休憩。9:25出発。ここからは南に作業道を進む。締まった雪の緩やかに登りで快調に高度を上げる。9:45高度330m付近で中ノ沢高台からのコースと合流。緩やかに左カーブとなると,右手トドマツ植林帯からワカン等の昨日?のトレースがある。15年程前に登った事のある,タタラ沢川作業道の採石場からのコースを来たと思われる。南尾根に取付き道幅2mと細くなった作業道を登る。相変わらず締まった雪で南尾根西側を1度ジグを切って登る。トレースは2度目のジグの箇所で東に行き南尾根上を登るようだ。我々は西にジグを切る。傾斜は増し高度430m付近で私はスキーデポしワカン着用。多少のラッセルだが苦労は無く480m付近まで尾根西側を斜上する。ここから小さくジグを2度切って10:17尾根上500m付近に出る。ここには南尾根上を来たトレースが有る。多少急登の灌木の有る南尾根上の固いトレースを辿り登る。東側眼下には中野ダムが眺望出来る。NSさんは頑張ってスキーで登る。
 10:35庄司山頂上570m着。鳥居が有り小さな社祭られ鉄製の大きなワラジが正面に有る。鉄のキセルも有るはずだが見当たらない。行動食を取り休憩する。東には雁皮山,中野ダムが眺望出来る。2名の登山者が登って来る。10:55北の550m付近に有る大岩の祠見物に出発。東側に出てる雪庇に注意しながら,脛程のラッセルをして緩やかにブナ等樹林帯を下る。11:05大岩着。2基の祠が祭られている。写真を撮ったりして11:10頂上へ出発。来たトレースを辿り,途中で頂上にいた2名と出合い11:20頂上に戻る。昼食を取りながら休憩。新たな登山者2名がやって来る。

南尾根530m付近 雪に埋まった頂上の社 雁皮山

 11:35記念写真を撮り下山開始。登りのトレースを忠実に下る。11:43尾根から西斜面へ下る。スキーデポ地でスキー着用。締まった雪の為ボーゲンでは,スピードを制御出来ず横滑り等で慎重に下る。傾斜の有る狭い作業道をスキーで下るには足筋力と技術が必要である。時間をかけて慎重に下る。330m付近からは作業道は広くなり,傾斜も緩みシール着用のまま作業道を滑る。12:13~20登山ボックス広場で小休止。ここからもシール着用のまま作業道を歩く。ワカン,スノーシューと大差の無い滑りで12:55駐車地点に下山。13:10七飯組と別れ出発。13:25亀田支所にて解散。

大岩550m祠 頂上にて 南尾根をスキーで下る

 予定の行動時間より1時間程短い時間の登山活動となりました。作業道の雪が締まりラッセルの苦労が少なく,南尾根上も古いトレースが有った事で楽な登山となりました。作業道の登りにはスキー使用は楽でしたが,狭く傾斜の有る作業道の下りには苦労しました。ワカン,スノーシュー,スキー,それぞれ長所,短所が有り目的の山,コース状況等に合わせた使い方が必要です。                            (N記)

        

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