当 別 丸 山 (東尾根コース)
 平成22年1月10日

メンバー 会員7名他日本1周サイクリスト1名

  7:45亀田支所出発。8:30トラピスト修道院裏の駐車場着。七飯らの3名はすでに到着している。8:45出発。天気曇りだが青空も出ている。天気予報では函館地方は曇りである。スキーの6名は最初からスキーで出発。修道院脇の道を進みスノーシュー,ワカンの2名は裏の畑の所で着用する。積雪の畑を登り30m程の杉植林帯を横断し作業道に出る。ワカン組は直進し,スキー組は迂回する道を登る。9:10新ルルド窟前を通過し杉植林帯の作業道を進む。9:18旧ルルド窟分岐。ここから東尾根を南に回り込み作業道を進む。積雪1m程で2~3日程前のトレースが有る。緩やかの登りでトレースを辿る。次第に北に向かい,9:25~35展望台分岐の少し手前の高度200m付近で,スキーをデポしワカン,スノーシューを着用。ここからは傾斜の増した作業道の古いトレースを辿って登る。適当に圧雪となっておりラッセルの苦労は無い。一昨年,今年とトレースが有り楽な山行である。以前は我々自身でラッセルして登ったものである。

 9:50東尾根上の270m付近に出る。傾斜の緩んだ冬枯れのブナ樹林帯のトレースをのんびりと登る。天気は次第に曇りから小雪となってくる。10:07~20東尾根350m付近で小休止。行動食を取り水分補給。ここから傾斜が増したブナ樹林帯を登る。ラッセルの苦労を思い出すが,今回も夏山と変わらない状況で登る。次第に傾斜は緩くなり450mを過ぎると北に頂上が見えて来る。
 10:37当別丸山頂上着。天側点との表示のあるコンクリート製の構造物が有る。頂上標識は埋まりそうなのを掘り出す。降雪が激しくなる中のんびりと昼食を取る。風が弱いので長く休んでいてもあまり寒さを感じない。歓談しながら過ごし,記念写真を撮り11:00下山開始。登りのトレースを辿り坦々と下る。途中で男女2名が登って来る。11:15尾根上270m付近通過。ここからは来たトレースを下らず,尾根通しに展望台を目指して下る。ラッセルとなるが雪が締まっており問題無い。

 11:23~30展望台で小休止。降雪が続きトラピスト修道院はかすかに霞んで見えるだけである。展望台の眺望を楽しめないまま写真を撮り作業道を下る。11:35~45スキーデポ地でスキー着用。狭い作業道を慎重にボーゲン等で下る。初心者等はシール着用のまま下る。11:55~12:00ルルド窟。ここからは凍った作業道に新雪2cmを滑る。ボーゲンで必死に制御してもスピードが出る。慎重に滑るので時間がかかる。杉植林帯を抜け緩やかな畑に出てスキーの良さを実感する。舗装道路を慎重に滑り12:20駐車場に下山。12:30降雪が続く中函館へ出発。函館近くは曇りで降雪はない。13:15函館着。

 往復約3時間35分の気楽な冬山でした。ラッセルの苦労は全くない状況でしたので,この時間となったと思います。トレースの無い作業道のラッセル,尾根登りの膝を越えるラッセルが有る状況ではプラス2時間は必要と思われます。冬山訓練にはならない楽な山行でしたが,スキーでの下りは氷の上を滑る状況で慎重に滑る良い訓練なったと思われます。(N記)

  

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