七飯岳周回登山(旧七曲がり~ばんだい号慰霊碑~七飯岳コース)
 平成23年3月20日

メンバー 会員3名他,他4名,総勢7名

 3月20日(晴)
 7:25七飯町役場出発。7:30下山口の城岱牧場への道車止め下170m付近に車をデポ。7:35鳴川採石場280m付近の車止めが有る作業事務所前の広場着。7:45出発。採石場作業道を進み次第に鳴川左岸の作業道を進む。残雪は締まってツボ足で問題は無い。8:03左手の砂防ダム350m付近通過。緩やかな傾斜の登りの作業道を進む。8:08右岸に橋を渡る。少し進むと道有林,鳴川林道との2枚の看板が有り鳴川林道に入る。ブナ等の開けた林道を進む。8:17~20小休止450m付近。次第に残雪は柔らかくなり8:35~48ワカン着480m付近にて。ここからはトドマツ植林帯となり右手下に鳴川を見ながら進む。

 9:07~10林道終点570m付近で北に取付く尾根を確認する。トドマツ植林帯を20m程登るとブナ等の樹林帯となり急斜面を一歩一歩登る。ラッセルの苦労はあまり無く9:24傾斜の緩んだ尾根状670mに出る。冬枯れの樹木は多いが登りには支障ない尾根上を登る。10:00~10尾根上810m付近小休止。行動食,水分補給をする。北の七飯岳への続く下り尾根を確認する。南東にはスキー場への道が確認できる。ここからは多少急な登りを登り平坦な870m付近に出ると北に慰霊碑とリフト照明灯が眺望出来る。ダケカンバ樹林帯となり緩やかに下り10:20スキー場からの道に出る。道を越え更に先の道を越えてスキー場西のダケカンバ樹林帯を登る。
10:40~50全員ばんだい号遭難慰霊碑980m付近着。北に横津岳頂上,その左に駒ヶ岳が眺望出来る。風を避け慰霊碑東側にてのんびりと行動食を取り,記念写真を撮り休憩する。11:10下山開始。

 西に下り始め直ぐに960m付近で尾根は細く急な場所に出る。補助ロープを出すか悩んだが,尾根側面を下りトラバースした方が時間的に早いと判断する。スノーシューの女性には外してもらい足場を指示して慎重に下る。11:20平坦な尾根上950m付近に出る。次第に急な下りとなりダケカンバ,ブナ樹林帯をぐんぐん下る。11:37尾根上810m付近からは傾斜の緩い尾根上となり黙々と西の七飯岳を目指す。
 12:05~15烏帽子山分岐を過ぎた710m付近で小休止。目指す七飯岳ライオン岩を目指して広い尾根を登る。次第に小さなトドマツ植林帯となりライオン岩を目指す。スノーシュー,ワカンでは急傾斜のルンゼを登るのは難しく,南から樹木の少ない斜面を回り込む。トラバースしながら回り込み,頂上稜線を目指し急斜面を直上する。12:50ライオン岩の西の稜線に出る。電波反射板を見て西に進み,頂上下小屋を通過し12:57七飯岳頂上779m着。

 記念写真を撮り13:00 下山開始。南西に古いトレースが有る急斜面を下る。13:12牧場600m付近から樹林帯へ入る。13:15~20樹林帯590m付近小休止。多少緊張が無くなり古いトレースを辿り下る。420m付近で採石場の作業道に下りのんびりと道を下る。一段したの作業道に入る所が要注意。樹木の生えた古い道を下り330m付近からまた樹林帯に入る。14:05尾根下の作業道に下る。付近には春一番の福寿草が咲いている。14:10駐車地点に下山。14:25採石場に出発。14:40採石場にて解散。

 晴の暖かい天気に恵まれ,計画通りの時間で所期の目的通り縦走する事が出来ました。メンバーの体力が揃っていた事も大きな要因です。行程距離は約15km程有り長いので体力が必要です。慰霊碑までは800m以上は正確な地図読み,コース判断が求められ,下りは急斜面の下降と七飯岳までのダラダラ尾根は,ガス等視界不良時には地図読み,コース判断が必要と思われます。                             (N記)

      

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