三 森 山 (旧鉱山跡地から南尾根コース)
 平成22年3月27~28日

メンバー 会員3名

 3月27日 雪後晴
16:00上野町出発。Sさんが日帰りとなり2名で出発。11:00~15:00までの降雪が30cm程の松倉川林道を車で走る。旧鱒川少年刑務所農場からは新雪を押しながら,時々フロントに雪が飛んで来る状況の中,水道局取水施設分岐の除雪車の回転場に16:50着。車で整地し17:10テント設営。17:20より玉子スープを作り,持参の夕食となる。焼酎を飲みながら歓談し過ごす。20:30就寝。夜空には月が輝いている。


水道局取水施設分岐

林道をスキーで行く

途中下山のNAさん

 3月28日 晴一時曇
5:00起床。5:30朝食。6:00テント撤収し車を移動する。6:20Sさん合流。6:40出発。スキー着用し新雪30cmをラッセルで進む。6:45矢別ダムへの林道へ右折して入る。トドマツ,杉植林帯をジグを切って登り緩やかな林道を進む。7:40NAさん体調不良の為下山となり,歩いて自宅まで戻る事となる。395mコブを南から回り込む地点から下りとなり,また緩やかに登り上女岳沢渡渉点を超え,沢沿いの旧鉱山ルートを50m程入った地点着。8:20~35小休止。スキーをデポし,ワカンを着用する。30cm程のラッセルだが固雪が下に有り苦労は少ない。右岸を進み支流を2本越えて8:50目印のオンコの木400m付近から尾根に取り付く。天気は青空となり視界が利く状況でブナ,ナラ等の疎林帯を登り尾根上に出る。さらに急なコブを2個越えて登る。


スキーデポ地点

680m付近

頂上稜線の雪庇

 9:13尾根は多少細くなり550m付近の古い作業道に出る。天気晴で頂上稜線が眺望出来る。直ぐに林道を横断し多少急な尾根を登る。広い平坦地に出て標識を付けダケカンバ等の疎林帯を進む。9:25~35高度610m付近で小休止。新雪が湿ってワカンが重いのでツボ足での登高とする。9:45林道660m付近を横断し尾根を登る。9:50また林道680mを横断する。更に登って9:55左手150m先に夏道登山口標識の有る林道700m付近を横断する。
 ここからは傾斜が急になりブナ,ダケカンバ疎林帯を登る。新雪の下は締まった固雪でキックしながら登る。新雪は不安定で樹木が無ければ,雪崩れる恐れが有り登らない状況である。東側に雪庇が出ている頂上稜線を目指す。雪庇はよく見ると庇の無い所が有りここを登る。10:10稜線800m付近に出て先に進む。吹きだまりの東側を避け西側を登る。小さなコブ815mを越えて下り,最後は白く輝く頂上へ30m程登る。


頂上を目指す

頂上1

頂上2

 10:30三森山頂上着。函館山,市街地,蝦夷松山,雁皮山,袴越岳,烏帽子岳,横津岳,恵山,海向山が眺望出来る。多少風のある中眺望を楽しみ,写真を撮って過ごす。
 10:45下山開始。10:53雪庇の有る稜線下降点通過。11:00登山口の林道通過。キャタビラーバギー車の跡がある。さらに林道2本を横断して下る。11:08~20ワカンをデポした610m付近で行動食を取る。登りのトレースを通りに下る。11:35尾根取付き旧鉱山跡通過。沢沿いを下る。11:45~50スキーデポ地でスキー着用。林道に出て緩やかに登り返す。395mコブの南側でシールを外す。キャタビラーのバギー車が下って来て多少話す。ここからは下りで待望のスキー滑降である。脚力を消耗しているので慎重に滑る。12:53駐車地点に下山。13:05出発。13:35函館着。


頂上から下る

途中のコル

尾根道から林道へ

 今回の三森山は残雪が多く,27日の新雪30cmも有り,林道はスキー使用で楽を出来ました。尾根の登りはワカンでしたが新雪が次第に重くなり,途中からツボ足となりました。天気に恵まれ春山に近い三森山を楽しむ事が出来ました。            (N記)

   

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