海 向 山 (椴法華コース)
 平成22年12月12日

メンバー 会員9名

  7:03根崎ラグビー場出発。天気予報は雪で,多少雪が舞っている国道を走る。西に進むにつれ次第に天気は良くなり一部青空も出始める。8:00椴法華コース登山口広場130m付近着。8:15出発。積雪1cm程で直ぐに丸太階段の登山道を登る。冬枯れの見通しの良い樹林帯の中を大きくジグを切って,薄く積もった雪の落ち葉を踏んで登る。ドウタンツツジは春の花殻をまだ付けている。280m付近からは樹高は低くなり眺望が広がり,南には恵山岬灯台と温泉恵風が眺望出来る。登る先の曇り空には奇岩の多い恵山が望まれる。8:45岬眺望台分岐360m付近通過。灌木の中を登り恵山火口原の遊歩道に出る。左の恵山権現コースへの道を進む。8:53権現コース登山口を通過し,賽の河原駐車場を目指す。冷たい西風が多少強く,顔面の痛さを感じるが,これが冬山と快感を覚えながら緩やかに下る。西には目指す海向山が曇り空に眺望出来る。


登山口(椴法華コース)

岬眺望台分岐

権現台コース分岐からの海向山


 9:05~15賽の河原駐車場の東屋330m付近で小休止。駐車場を横切り灌木帯の中を緩やかに下る。途中積雪の丸太作りの橋を慎重に渡る。9:23モンテローザ跡からの高原コース分岐通過。杉林(ここは実生の幼杉が多く生えている)を過ぎ,ドウタンツツジの林を進む。9:30周回コース分岐330m付近通過。ここでKさんは下山となる。東回りコースへ入り進む。緩やかに上り下りをしながら冬枯れの樹林帯を進む。左手には海向山が樹木の中の望まれる。9:45左折。9:46左折。いずれも標識が有りピンクテープでコースが示されている。北東から海向山を目指しダケカンバ,シナ,ブナ等樹林帯を登る。積雪1cm程で徐々に傾斜が増してくる。大きくジグを切っての登りとなる。


周回コース分岐

高度450m付近で小休止

高度525m付近

 10:00~10高度450m付近で小休止。ここからも急登が続きジグを切って登る。高度525m付近から樹林帯を抜ける。西には恵山,火口原等のパノラマが広がる。笹,エゾヤマツツジ,白山石楠花等の灌木帯を直線的に登る。西側は青空が広がり良い天気となっている。平坦な頂上台地に出て西に進む。
 10:30標識の有る海向山頂上570m着。西風が強く東の灌木帯の中に入り休憩。行動食,水分補給をしながら歓談し過ごす。天気は次第に曇り空となり西側は黒い雲が多い状況である。記念写真を撮り10:50西回りコースを下山開始。薄い積雪のドウタンツツジ等の灌木帯の急斜面の下りは滑り易いので慎重に下る。11:13コル400m付近を通過し,樹林帯を登る。11:20~23コブ456m。ここからの恵山の眺望も良い。ここからは多少北に回り込みながら樹林帯を下る。11:38東,西周回コース分岐通過。来た道を戻る。


高度520mからの恵山

海向山頂上

樹林帯の下り

 11:55~12:13駐車場東屋にて小休止。岬眺望台を経由し下るので火口原の遊歩道をのんびりと歩く。遊歩道から岬眺望台の登りになる頃から吹雪模様となってくる。メンバーに遅れが出て,先行者は岬眺望台に出て直ぐ椴法華コースに続く近道を下る。遅れた2名は岬眺望台はカットし近道に入る。12:46椴法華コース分岐で集合し下る。吹雪は収まり恵山岬を眼下に眺めながら下る。樹林帯に入り急な丸太の階段を下り13:10登山口駐車場に下山。
 13:20恵風温泉へ出発。13:30温泉着。13:35~14:30温泉入浴。入浴料400円。ここは宿泊も出来て食事内容は良いとの事。休憩室で歓談しながら昼食を取る。蕎麦を食べるメンバーもいる。15:10函館へ出発。16:00根崎ラグビー場にて解散。


コブ456mから海向山

遊歩道を行く

海を眺めながら下り

 天気予報では多少強い雪の予報であったが,恵山,海向山は函館より天気が良いとの経験則で出発。予想通り曇り時々青空の広がる良い天気の中の山行となりました。西高東低の気圧配置の中冷たい強い西風で,火口原の遊歩道は寒さを感じましたが,海向山の中ではあまり風を感じない状況でした。冬本番が間近に迫っていると実感ながら海向山を楽しむことが出来ました。                               (N記)

       

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