袴 腰 岳 (赤川アメダスコース)
 平成22年11月21日

メンバー 会員10名

  6:55亀田支所出発。7:15中野ダムにて七飯からの4名と合流。白沼への林道を進み7:30アメダス登山口着。天気晴だがすっきりとした晴ではない。天気予報では今日1日良い天気である。7:40出発。トドマツ樹林帯の道を進む。7:44黒井川コースが右手から合流。7:47丸太の滑る橋を渡り湿地を通過。トドマツ樹林帯の中小さく上り下りをしたり,トラバースをしたりで進む。途中笹が被っている箇所も有りスボンが夜露で濡れる。8:02作業道に出る。使用されていない道で登山道だけ刈払われている。標識に従い左折。50m程進み8:03右折しトドマツ帯の細い登山道に入る。8:04作業道を横断する。トドマツ帯を進み8:05黒井川林道に出る。ここも標識に従い左折する。8:08アメダス登山口から北を回って来る赤川林道に出る。右折し緩やかに下り黒井川を渡る。


登山口

笹の中

林道に出る

 8:13林道登山口560m付近から左折し登山道に入る。ここにも標識が有る。直ぐにトドマツ帯をトラバースしながらの登りとなる。600m付近の尾根上に出てトドマツ帯を直進する。次第に緩やかに東に曲がりながら登る。630m付近からは西への笹刈分け道を登ると,次第に傾斜は緩み700m付近からはブナ,ナラ等の樹林帯の平坦な傾斜の緩い道を進む。
 8:40~50高度730m付近にて小休止。風も弱くこの時期としては気温も高いので寒さは感じない。ここからも緩やかな笹刈分けの道を進み,8:55高度760m付近から三角山への南尾根を登る。道幅2m程に刈払い整備がされており歩き易い。近年ボランティア,業者等の刈払いが行われている様である。ダケカンバ等の疎林帯の笹刈分けの道を登る。眺望が開け振り返ると雁皮山,庄司山,市街地が霞んでいる。


トドマツ樹林帯

山ガール現れる
三角山頂上

 9:10三角山頂上883m着。多少霞んでいる眺望を楽しみながら行動食を取り休憩。9:20出発。冬枯れのすっきりとした尾根を北に緩やかに下り,850mコルから緩やかに登り返す。落葉で埋まった道をカサカサと音を立てて歩く。落葉したダケカンバ樹林の間から,左西側に袴腰岳,北正面に1050m稜線コブを見ながら登る。980m付近まで登ると樹高は低くなり,西の袴腰岳は青空の中に大きく眺望出来る。西に少しトラバースし沢状の笹刈分けの急登をジグザグに登る。9:50~52稜線1050m着。西の袴腰岳は大きく眺望出来,記念写真を撮る。940mコルまで緩やかに下り,樹高の低いダケカンバ帯の笹刈分け道をジグザグを切って登る。

袴腰岳 故池田会長石碑
袴腰岳頂上

 10:10袴腰岳頂上1080m着。函館山の会のKさん他1名がいる。横津岳登山道から来たとの事で近況を話したりする。行動食,水分補給をして休憩。南に函館市街地,庄司山,雁皮山等が霞み,西に烏帽子岳,横津岳,アンテナが眺望出来る。10:20~35より故池田会長石碑の有る場所へ出発。稜線を進みかすかな道らしきを下る。函館市街地を眺望出来る良い場所に石碑が有る。記念写真を撮り頂上広場に戻る。記念写真を撮り下山の準備中に2名が来る。
 10:42下山開始。急なジグザグを下りコルから登り返し,10:51稜線1050mから下る。荒天の気配も無く黙々歩く。途中函館山の会の1名に出会う。11:15三角山着。陽が差して暖かく,のんびりと休憩する。11:30下山開始。緊張感が薄くなりながら黙々と歩き続ける。12:05~15林道登山口前のトドマツ帯で小休止。複雑な道の分岐に注意しながら歩き12:40アメダス登山口に下山。12:50出発。13;08中野ダムにて七飯町の4名と別れる。13:25亀田支所解散。


林道登山口前
林道で記念撮影
袴腰岳を見上げる


 多少霞のかかったすっきりとしない晴の天気でしたが,この時期としては雪は無く微風の暖かい中の山行となりました。広葉樹の落葉で尾根上からの眺望も有り,のんびりと晩秋の袴腰岳を楽しむ事が出来ました。今回は天気に恵まれ気楽な山行でしたが,膝程までの積雪状況を予想した計画,装備で実施した山行です。               (N記)

◎ GPSトラックログ(NI氏提供)

       

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