ニセコアンヌプリ (五色温泉コース)
平成21年 10月11~12日

メンバー 会員1名他家族1名

 10月11日 曇り時々小雨 (長沼,神仙沼巡り)
 8:00函館発。黒松内の道の駅に立ち寄ったり,昆布温泉で湧き水を汲んだりしてのんびりと走る。11:50神仙沼駐車場着。観光客の大型バス,マイカーであふれ整理員の誘導でなんとか駐車する。小雨が降っていて車の中で昼食を取る。12:20出発。大勢の観光客共に木道を進む。木道は濡れており滑り易い。12:35長沼分岐左手の木道には入る。直ぐに木道は無くなり道幅3m程の道となる。道はぬかっており泥を避けて左右を慎重に歩く。12:50長沼着。霧雨状となり雨具を着用する。チセヌプリはガスの中で有る。
 昨年の秋と同じく,沼の水位は低くなっている。2名が来たが直ぐに帰って行く。13:00我々も戻る。13:13神仙沼分岐。ここへ来ると団体観光客も多い。湿原の木道が更新の工事中で左回りの道しか通れない。右回りは工事中である。湿原は枯れ原となっており花は何もない。13:25神仙沼着。沼のミツガシワ等の水草も枯れている。次々と人が来るので写真を撮り13:28出発。来る人々とすれ違いながら木道を歩く。13:50神仙沼駐車場着。14:00五色温泉キャンプ場へ出発。ニトヌプリ~チセヌプリのコルでは小雪がちらつく。14:15キャンプ場着。使用料1名300円を支払う。14:30テント設営。15:00過ぎには札幌の業者主催の小学生35名程がやってくる。チセヌプリ,ニトヌプリを登ってきたとの事。賑やかな子供達を眺めながら過ごす。17:00夕食。20:00就寝。夜半外に出ると階段の丸太には薄い氷が張っていた。


五色温泉キャンプ場
アンヌプリ頂上稜線
アンヌプリ頂上稜線から西峰

 10月12日 晴時々ガス (アンヌプリ登山)
 6:10起床。6:40~7:00朝食。テントはびしょ濡れなので乾燥の為張ったままにする。7:40出発。ダケカンバ樹林帯の道幅3mの泥の滑り易い道を登る。ぬかるみを避けて根曲がりの脇を登る。途中からはゴロ岩の道となり,見返り坂への分岐を過ぎしばらく登ると尾根上の登山道となる。尾根上から左手下の五色温泉を見ながら登る。アンヌプリ西峰は見えるが本峰はガスの中である。尾根上を眺望を楽しみながら登る。ダケカンバの葉は落葉し,緑は根曲りとハイマツである。登るにつれ冷たい南東の風が強くなる。天気は全体では晴だが,雲も多く風が強い。


アンヌプリ南峰
南西尾根下る
イワオ,ニト,チセ,シャクナゲ等


 8:43~50ゴロ岩の高度1150m付近で小休止。ここからは樹高も低くなり,吹きさらしの中の登りとなる。ジグザグを切って高度を上がる。南東の強い風なので向かい風の時はきつい。道脇には所々に残雪が出てくる。9:03西峰通過。残雪の多少残る岩の多い稜線歩き,本峰頂上へ向かう。
 9:10頂上着。薄くガスがかかり南東の風が強いので避難小屋に入り休憩する。中にいた3名は先に下山して行く。行動食を取りながら休憩する。9:25下山開始。外に出るとガスは取れ晴れている。東峰,スキー場も見えるが,羊蹄山は半分以上は雲の中。記念写真を下山。西峰を過ぎるとイワオ,ニト,チセ,シャクナゲ,目国内岳,岩内岳等西側の山々の眺望を楽しみながらのんびりと下る。下るにつれ登山者が多くなってくる。中高年の登山者が多い。50~60人程と出会いながら下る。
 10:35キャンプ場に下山。11:00昼食。テントを乾燥させ12:00函館へ出発。15:00函館着。


遠くに岩内岳,目国内岳

アンヌプリ東峰~西峰


 アンヌプリは天気に恵まれ,晩秋の山をのんびり楽しむ事が出来ました。紅葉は盛りを過ぎてましたが,ニセコ全体ではまだ楽しむ事が出来ました。初雪の残雪も有り,冷たい風を実感し冬が近いと感じました。                        (野口記)

   

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