徳舜瞥山~ホロホロ山 (旧鉱山コース)  
 平成21年9月20日

会員5名

 9月20日 晴 徳舜瞥山~ホロホロ山
 5:00起床。寒気が入っており快晴だが寒い朝となる。5:20昨夜の豚汁で朝食。テントは夜露で濡れており,乾燥の為張ったままとする。5:55登山口へ出発。舗装道路を進み高度700m付近左手の駐車場に6:00着。先行者の車2台が有る。天気快晴申し分のない登山日和だが多少寒さを感じる。
 6:10出発。砂利道を7~80m歩き,6:12鉱山跡を通過。ここからゴロ石の登山道を登る。途中から左手以前の道に入るが,直ぐにゴロ石の道に出る。そのまま直進すると次第に道は狭まり,ゴロ石の中に古い階段の残骸を見て登る。3年前には大きく剔られていた道はゴロ石等で整備されている。直ぐに根曲り刈分けの道となりトドマツ,ダケカンバ樹林帯の道を登る。大石の下を下り小沢を渡り登り,6:33水場800m付近を通過。直ぐ上には6合目の標識がある。直ぐにゴロ石の沢状を登る。やがてエゾマツ,トドマツ,ダケカンバ,カエデ,ナナカマド等の樹林帯を登る。石を樹木の根が包み込み,松類の根が盛り上がった等のなかなか雰囲気の良い樹林帯を登る。花々の季節は終了し何も見られない。秋はすぐ前に来ている雰囲気である。次第に根曲がり刈分けの道となり傾斜も増し高度を上げる。


徳舜瞥山麓キャンプ場

水場下の小沢

水場800m付近

 7:00高度970m付近尾根上の旧道分岐七合目に出る。多少色付いた樹林帯の南東には徳舜瞥岳頂上が眺望出来る。7:05出発。道幅3m程の根曲り刈分けの泥と岩の尾根道を登る。7:26八合目1050m付近通過。次第に道は細くなり頂上北西斜面をトラバースしながらの登りとなる。ダケカンバ,ナナカマド,カエデ,オオカメノキ等の樹林帯を登る。ノリウツギの花がまだ咲いている。大きくジグザグを切って登る。ハイマツが現れ,回りの樹木の樹高は低くなってくる。1140m付近は低いハイマツ帯で西に洞爺湖,昆布岳,北に羊蹄山,恵庭岳,支笏湖等が眺望出来る。一部草の被った所は露を払いながら登る。所々にエゾオヤマノリンドウが咲く多少紅葉した広葉樹灌木帯をジグザクを切って登る。


7合目970m付近

見晴台(9合目)

徳舜瞥山頂上

 8:05徳舜瞥山頂上着。朝日に輝く360度の眺望が有る。頂上に雲が着いた羊蹄山,中山峠方面の山々,恵庭岳,支笏湖,風不死岳,樽前山,西にホロホロ山,洞爺湖,昆布岳等,南に太平洋沿岸の眺望を楽しみながら休憩し行動食を取る。風が多少有り長く休んでいると寒くなる。
 8:15ホロホロ山へ出発。スレート状の石ガレの道を下る。ミヤマハンノキ,ハイマツ等の灌木帯を下り小さなコブを2個越えながら進む。途中1名と出会う。エゾオヤマノリンドウ,ウメバチソウはポツポツ咲いている。ヨツバシオガマ,コガネギク,ハイオトギリは花殻となっている。西の多少紅葉の有るホロホロ山を眺めながら登る。次第に傾斜が増してきて,灌木帯を直線的に登る。ぐんぐん高度を上げ簡単な岩場を抜け更に登る。再び簡単な岩場を越えると先にホロホロ山頂上標識が見える。
 8:53頂上着。先行者1名がいる。東に1段下がった広場で休憩し行動食を取る。ここも快晴で360度の眺望が有る。徳舜瞥山と同じ眺望だがニセコ連山,尻別岳,樽前山は良く見える。今日の晴天を感謝しのんびりと休憩し記念写真を撮り過ごす。


徳舜瞥山からのホロホロ山

ホロホロ山からの徳舜瞥山

ホロホロ山頂上

 9:20下山開始。岩場と急斜面を慎重に下る。尖った徳舜瞥岳を見ながら急登を登る。ガレ場を登り9:52徳舜瞥岳頂上着。ポツポツと登山者が来て写真を撮影を頼まれる。小休止後9:58下山開始。10:15九合目1160m付近通過。10:28八合目通過。10:40~50旧道分岐七合目小休止。ここまでポツポツと30人程の登山者とすれ違う。11:10水場通過。11:25~30全員駐車場に下山。狭い駐車場はあふれ,近くの広場,道路に車を駐車している。11:40出発。11:45~12:00キャンプ場にてテント撤収。12:15蟠渓温泉のひかり温泉着。13:00まで入浴。入浴料400円。多少改修され円テーブルとなった大広間で休憩し昼食を取る。13:30出発。帰りも一部高速道路を通り17:20七飯町。17:35函館着。


アンヌプリ,羊蹄山,尻別岳

恵庭岳

風不死岳,樽前山

 19日のオロフレ山に続き,20日も天気に恵まれ楽しい山行となりました。いずれの山も比較的短時間で登れ,多少紅葉が進みつつある初秋の山々を,のんびりと楽しむことが出来ました。また久保内ふれあいセンターの温泉,ひかり温泉と二日続けての温泉を楽しむことが出来ました。 (N記)

 

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