ピリカ丸山(奥ピリカ温泉コース)  
 平成21年11月7~8日

会員4名日帰り4名合計8名

 11月7日 晴
 13:55亀田支所出発。16:10奥ピリカ温泉への舗装された道道を約2km入った地点の車止めゲート着。嫌な予感が当たり道路は閉鎖されている。ゲート脇に鍵が有ったのでゲートを開き入る。直ぐに工事関係者の車が来て,今日工事が終わると鍵を持って下るとのことで戻る。鍵を借りる方法を検討したが,結局明日約7kmの道を歩くことにする。 16:35国道まで戻りピリカダム下の公園駐車場の公衆トイレの前を,テント場に決定する。16:40テント設営。17:00よりギョウザスープと持ち寄りのおかず等で夕食。ワイン,チュウハイ等を飲みながら歓談して過ごす。21:00就寝。


ピリカダムのテント場

車止ゲート

晩秋の山

 11月8日 曇
 6:10起床。6:30朝食。6:45テント撤収。7:00出発。温泉入口の道道で後発を待つ。7:08合流。7:13車止めゲート着。7:23出発。朝霧が薄いオレンジに美しく輝く,山並みを見ながら舗装道路を歩く。帰りの時間が決まっているので多少急ぎ気味に歩く。ピリカベツ川沿いの道を上り,下りしながら左岸右岸と橋を4本越えて進む。天気は晴の予報だが高曇りである。8:40昔の駐車場通過。さらに1kmほど進む。
 8:55奥ピリカ温泉着。閉鎖中の温泉だが温泉小屋の中は入浴可能で,露天風呂は温泉が抜かれブルーシトで覆われている。ログハウスの宿泊施設前(ピリカ温泉山の家)前で小休止し,行動食を取り登りに備える。


支流にかかる橋
熊すべりの盤
ピリカ温泉山の家

9:10出発。ログハウス右手の道を登り尾根に取り付く。すっかり落葉したブナ,ナラ等の樹林帯の枯れ葉の道を登る。両サイドは根曲り刈分けでジグザグを切ったり,直線的に登ったりしながらの急登を登る。気温が高く風も無い状況で,冬装備では暑さを感じ大汗をかく。9:35高度430m付近の傾斜の落ちた尾根上となる。冬枯れの見通しの良いブナ樹林帯の根曲り刈分け道を登る。高曇りで先の尾根上のコブには薄いガスがかかっている。緩やかな尾根上を登る。9:55~10:10尾根上620m付近で小休止。ここからも同じ様な背丈を超える根曲り刈分け道で,小さなコブを2個越えて進む。
 


ブナ林の登り

小休止

ピリカ丸山山頂

 10:25ピリカ丸山頂上着。多少急いだこともあり予定通りに着く。以前有った鉄骨造りの傾いた展望台は撤去されており,丸山頂上の看板が有る。鉄骨の撤去はどうしたのかと考える。人力で降ろしたとすれば,大変な労力がかかったと思われる。行動食を取り記念写真を撮り過ごす。眺望はモヤがかかっており,ほとんど無い状況である。10:45下山開始。下りは快調に尾根道を下る。急傾斜の道は枯れ葉の下の根に注意しながら下る。11:20~25奥ピリカ温泉に下山。温泉施設を見たりして過ごす。11:40出発。約7kmを気合いで坦々と歩き続ける。13:10~15全員車止めゲート着。行動食を取り,水分補給して休憩。13:35函館へ出発。15:20七飯町。 15:40亀田支所着。


山頂にて

山頂にて

山の家前

  過去の山行記録ではこの時期の温泉までの道には,簡単に動かせる車止めが有りました。なんとかなるだろうと計画しましたが,往復約14kmを3時間程で歩くことになりました。登山だけでは多少物足りない山行でしたので,結果的に歩いた事の満足感も有った思います。天気も良い小春日和の暖かい中,メンバーの調子も良く初冬の山を楽しむ事が出来ました。     (N記) 

 

inserted by FC2 system