オロフレ山 (オロフレ峠コース)  
 平成21年9月19日

会員5名

  9 月19 日 晴れ
07:50 亀田支所出発。七飯町メンバーと合流し、O車に荷物を移し替え08:10 出発。ルートは、「ETC を活用しましょう」との事で、八雲より高速道路を利用し、10:30 虻田洞爺湖インターで降り、洞爺湖畔(R2)~壮瞥町(R453)~洞爺湖登別線・オロフレ峠(930m)に11:15 到着。
峠駐車場は登山口にもなっており、これから登る人、すでに下山した人、ドライブで訪れる人などが見られる。

 風は冷たく、ウィンドブレーカーを着て昼食を摂っていたが、11:45 出発時には風は止み、陽が差すと温かい。オロフレ山は比較的ガスに覆われる日の多い山らしいが、この日は雲はあるがよく晴れていて、山頂からの展望を楽しみに登り始めた。
火山灰のサクサクという感触を味わいながら、1つめのピーク1003m を通過する。足元にシラタマの木が見られる。ここより道は東へ20m 程下り、南側は切り立った岩の崖が眼下に切れ落ち、北側にはオロフレ山の全容が見える。土のある緩い斜面にエゾオヤマノリンドウ(蝦夷御山竜胆)やイワカガミ(岩鏡)の葉が光っている。

 尾根伝いに北へ進み、12:30 ケルンのある1000m 付近で休憩をとる。2 つめのピーク1062m の左側を巻き、コル1050m を通過する。程なく急登になり、花の終わったヨツバシオガマ(四葉塩竃)、咲き残るウメバチソウ(梅鉢草)、ウツボグサ(靫草)などが主に道の右側に見えてくる。13:05 オロフレ山山頂1230,7m に到着。
周囲の峰々はガスに覆われているが、オロフレ山山頂と南西側はまだ掛からず、北東に明日登る徳舜瞥山の三角峰が辛うじて見える。ホロホロ山はすでにガスの中で見えない。水分・行動食の摂取、記念写真を撮り13:20 下山。5分程下ると東側からガスが押し寄せ、小雨がパラついてくる。うっすら紅葉し始めた尾根に、白い靄が流れ幻想的な景色の中を行く。1000m 付近まで下山すると雨は止み、往路で確認していた花々の写真を撮りながら14:25 登山口に下山する。

 下山後の温泉は峠道下の久保内ふれあいセンター(¥390)に15:00 入浴。浴場は明るく、適度にゆとりがある。休憩室もあり、一般食料品などの販売所も併設している。16:00 温泉を出発し、大滝キャンプ場へ向かう。
 上り1h30 程度のハイキングと思っていましたが、以外にもハードな面もあり、魅力のある山でした。シラネアオイの見事な山と聞き、春の季節にも訪れてみたいです。山に温泉に、風呂上がりのビール(!)に満足した1 日目でした(W記)

 

 

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