恵 山 (恵山西449mピーク南尾根~遊歩道~権現コース)  
 平成21年12月13日

会員7名

 12月13日 快晴
 7:45根崎ラグビー場出発。8:33恵山公園駐車場着。天気快晴で恵山が青空の中に輝いている。賽の河原駐車場までの舗装道路を行くのが面白くなくなり,449mピーク 南尾根を登り,遊歩道に出て権現コースを登ることにする。8:40出発。

 駐車場左奥の案内看板から展望台への遊歩道階段を登る。8:57尾根上の202m付近展望台分岐に出る。右手直ぐ先には展望台が有る。左の道を進み9:02右手の尾根への笹原の踏み跡に入る。この道は直ぐに無くなり灌木と笹の中の馬,鹿等の獣道らしい歩き易い箇所を求めて尾根に取り付く。ブッシュは無いので多少木の枝を分けて登る。傾斜が増してくると青ペンキ印の有る古いかすかな踏み跡が出てくる。ドウタンツツジ,ナラ等の灌木の急斜面を登る。注意しながら登るとかすかな道は確実に見える。次第に傾斜は緩み松の木も現れて来る。

 9:18南尾根290m付近に出る。東のガレの沢には水が流れている。南には展望台,旧モンテローザホテル跡,市街地が眺望出来る。眺望を楽しみ小休止。9:23出発。古い踏み跡を辿りエゾイソツツジ,ミネゾウ,ガンコウラン,ドウタンツツジ灌木の南尾根を登る。途中少し下り310mコルを通過し傾斜がきつくなる。踏み跡が時々途切れがちになるが要所には青ペンキ印が少し有る。岩とガンコウラン,エゾイソツツジ,ミネゾウの吹きさらしの尾根を登る。多少風が有り寒さを感じながら登る。雪は全く無い秋山の雰囲気である。 9:41標識が有り,遊歩道が続いている恵山展望台400m付近に出る。行動食を取りながら恵山西尾根を眺望する。9:50出発。ここからは賽の河原へ続く遊歩道を下る。右手の噴火口からの噴煙を見て下り,途中から権現コース続く遊歩道を目指す。時々遊歩道を外れ直進する。10:13権現コース登山口標識通過。丸太で階段状に整備された道を登る。傾斜は緩いがダラダラと大きく回り込みながら登る。次第に噴火口からの硫化水素のガスと匂いが湧く中を登る。崩落しそうな溶岩,モンスター状の溶岩塔を両サイドに見ながら登る。丸太の階段は一昨年より整備されたようである。積雪は無く所々に有る霜柱をザクザクと踏み登る。ジグザグや大回りが終わり南に直進すると頂上標識が見えてくる。

 10:58頂上着。記念写真を撮り11:03南の神社へ出発。途中西尾根を見て,今年3月下山した地点からの上の状況を確認する。11:05ブロック塀で囲まれた神社着。中に有る太鼓を打つメンバーもいる。ここで風を避けてのんびりと休憩しなが昼食を取る。
11:30下山開始。途中から海向山,恵山火口原,外輪山,岬展望台の眺望を楽しみ下る。12:06権現コース登山口通過。遊歩道を歩き12:18~28賽の河原駐車場にて小休止。舗装道路を登り展望台からは下りとなり,坦々と車道を歩く。13:05駐車場に下山。13:15出発。13:20恵山市民保養センター着。14:00まで温泉入浴で汗を流す。その後大広間で行動食を取り歓談し休憩する。14:30函館へ出発。15:20根崎ラグビー場にて解散。

 天気に恵まれ449mピーク南尾根の新たなコースを登り,さらに権現コースを登りました。約15分のブッシュ帯を登れば眺望の良い尾根登りを満喫し,恵山の噴火口等を見ながら活火山の恵山を堪能することが出来ました。                (N記)

  

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