室 蘭 岳 南尾根~西尾根コース  平成20年11月8~9日

メンバー 会員6名

 11月8日 曇
 12:52亀田支所出発。13:08七飯にて2名合流。16:10室蘭岳山麓総合公園駐車場着。直ぐ上には林間のキャンプ場が有るが,16:20舗装された駐車場にテント設営。冷たい北風が吹いており早々にテントに入る。ログハウスの公衆トイレは閉鎖されている。16:30よりワイン,ビール等を飲み始める。メンバー持ち寄りの色々なおかずを食べ合い,豚汁を作り16:45より夕食。今年最後のテント泊を,飲み語り歓談しながら過ごす。20:30就寝。夜半外に出ると星空となっており,明日の晴天が期待出来る。

11月9日 晴時々曇り
 6:00起床。6:30豚汁で朝食。6:45テント撤収。多少風が有りヤッケを着て行く事にする。7:05出発。朝日が輝く良い天気の中,車止めがされた作業道を進む。
 7:14~15白鳥ヒュッテ。作業道はここまでで細くなった登山道を上る。7:22水神社分岐の鳥居。左へ10m程進むと小屋の水源が左に有り,右には小さな神社が有る。ここからは多少傾斜が増した道を登る。タイヤが埋め込まれた階段等を登り高度を上げる。ガンバリ岩を通過し左手を望むと,室蘭市街地,白鳥大橋等が眺望出来る。すでに樹木の落葉は終わっており,冬枯れの見通しの良い道を登る。傾斜は落ちて緩やかになり,霜柱や僅かな積雪の有る,樹林帯の登高を続ける。次第にダケカンバ帯の笹刈分け道となり緩やかに登る。
 8:08~15緩やかな笹原の高度780m付近にて小休止。ここからも白鳥大橋,室蘭湾,市街地等が眺望出来る。ここからも凍った道や敷石が整備された道をのんびりと登る。8:25頂上まで200mとの看板が有り,電波反射板が右手に見えてくる。ダケカンバ樹林帯の道を登り8:33西尾根分岐通過。直ぐにカムイヌプリ分岐通過。
 8:35室蘭岳頂上着。大きな頂上標識看板と鐘が設置されている。北尾根に刈分けが有るので先に下って見ると尾根上に道が付けられている。どこに続いているのか不明である。行動食を取り,写真を撮りながらのんびりと休憩する。
 

 9:00西峰へ出発。西尾根分岐から西への道を下る。笹刈分け道を下るが,雪,霜柱が溶け始めて泥道なので,道脇の刈払いを下る。道脇にはムラサキのツルリンドウの実が結構見つけられる。登山者と次々とすれ違うようになり人気の有る山と判断する。830mコルから登り返して9:18~20西峰の東端の950m付近で室蘭岳の写真を撮り過ごす。西峰856m頂上は通らずに反射板を右手に見ながら次第に下りとなる。
 コルから緩やかに登り9:30コブ825m着。ここでものんびりと休憩する。登山者がポツポツとやって来る。9:40下山開始。笹刈分け道を緩やかに下って行くが,道は雪,霜柱が融けて泥道となっている。670m付近からは傾斜がきつくなりジグザグを切っての下りとなる。慎重に注意し滑らないように下る。傾斜が緩くなり樹林帯に入り下山を続ける。次第に左手に沢を見ながら下る。
 10:20小沢を飛び石で渡渉。樹林帯の多少急な斜面を登り返すと白鳥ヒュッテが見え,10:28着。ヒュッテ前の広場で休憩し,ヒュッテの中を見せてもらう。休憩,宿泊は無料との事。10:50下山開始。11:00駐車場に下山。11:12伊達温泉へ出発。
 11:45伊達温泉着。11:50~12:30温泉入浴。入浴料420円。ロビーで休憩し昼食を取る。レストランでは酒を飲んだり,焼き肉を食べカラオケで歌う人々がおり楽しく過ごしている。13:10函館へ出発。16:05亀田支所にて解散。

 天気予報通り,晴時々曇りの良い天気の中,初冬の室蘭岳を楽しむ事が出来ました。積雪は僅かで暖かくなると融けて泥道になっておりました。多少北風が有り寒さを感じた事も有りましたが,問題は全くない状況で4時間で一周出来ました。          (N記)   

 

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