設計山(西尾根コース)  平成21年3月29日

メンバー 会員4名,日帰り:会員1名,元会員1名,合計6名

 3月28日 晴
 15:50亀田支所出発。16:35国道227号中山トンネル手前右側の駐車場着。良い具合にテントを張るスペースは十分ある。早々に大野川を渡る林道を確認に向かう。100m程戻ると大野川に架かるコンクリートの橋を確認し,16:50駐車場に戻る。17:00テント設営。夕食の準備をしながらワインを飲み始める。17:30卵スープを作り,メンバー持参のおかずを食べながら夕食。ビール,酎ハイを飲みながら歓談して過ごす。夢,人生,生き方等で盛り上がり11:00過ぎまで歓談し就寝。


中山トンネルと駐車場

林道入口

林道を行く

3月29日 晴後曇
明け方は寒く早く起きたい状況で,明るくなり寝過ごしたと起きたが,まだ6時前と言われ寝直す。6:00起床。6:20スープを温め朝食。6:30にはNIさんが来る。天気晴で青空が広がる。天気予報は曇りだが良い方に外れている。テント撤収し出発の準備。道路向かい側でスキー着用。7:08出発。路肩を戻り7:12大野川の橋を渡り林道を進む。トドマツ植林帯,雑木林帯を南に進む。7:28流れのある小沢の橋通過。ここから東に向かい大きく横U字を切り林道は高度を上げる。雪は適当に締まっておりラッセルの苦労は無い。大きなトドマツ植林帯の道を進む。初めての山であり地図で現在地を確認しながら進む。東に緩やかに大きく回り,林道左手急な法面から雪が巻団子状に落ちている部分を通過。 


西尾根取り付き

西尾根からの乙部岳

スキーデポ地点

 8:10西尾根取付き500m付近着。ここは峠状になっており,付近は大きなブナの疎林帯で,林道は先に下っている。行動食,水分を取り休憩。東に樹林越に設計山手前の670mコブが,西には真っ白な乙部岳頂上稜線が眺望出来る。8:25出発。広い緩やかな尾根を登って行くと道状が有り,やがて無くなり緩やかに下る。固い締まった雪でエッジを効かせて下る。8:40~50コルの上510m付近でスキーをデポしワカンを着ける。ここからは急な登りで太いブナ疎林の斜面を一歩一歩ラッセルしながら登る。急で脛までのラッセルはつらく交替しながら登る。所々に紙テープの標識を付ける。次第に傾斜は緩くなりブナ,ダケカンバの尾根上を登る。9:20~25頂上手前の670mコブにて小休止。20m程緩やかに下り,コルからは多少急な北側に雪庇が出ている尾根を登る。雪庇を避け南の樹木の有る斜面を登る。
 9:40樹木に設計山と書かれた木製標識の有る頂上着。記念写真を撮り9:45下山開始。9:46登山者が1名やって来る。なんとSさんである。天気が良いので来たとの事。9:50再び頂上へ。記念写真を取り,眺望出来る二股岳,駒ヶ岳,毛無山,上磯ガロウ鉱山,函館山,函館湾等の写真を撮りながら過ごす。


頂上手前670mコブ

山頂にて

山頂標識

 10:00下山開始。登りのトレース通り下る。10:10~30コブ670mにて昼食を取りのんびりと休憩する。天気に恵まれ感謝しながら尾根を下る。570m付近であすなろ山岳会3名と出会う。知人と多少話す。10:40~50スキーデポ地510mでスキー着用。シールを付けたまま登り返し,広い尾根は湿雪の思い雪となっており慎重に滑る。11:00~10林道にてシールを外す。林道は全体的に下っており,各自スキーの技量に合わせて慎重に滑降する。11:40~45全員駐車場に下山。11:55現地解散。12:40函館着。 


函館山と峩朗鉱山

二股岳と駒ヶ岳

林道をスキーで滑る

 風は弱く晴と良い天気に恵まれ,早春の設計山を短時間で頂上を往復出来ました。登り2時間30分,下り1時間40分半日の行動でした。積雪期の幕営訓練,スキーの訓練,ワカン訓練,地図読み等で気楽に登れる良い山と思われます。近郊で冬山に気楽に登れる山の一つになりました。(N記)  

 

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