海 向 山 (椴法華コースから東~西周りコース) 
平成20年12月14日

メンバー: 会員8名 

 12月14日 快晴 
 7:00根崎ラグビー場出発。元村町椴法華漁港から右の高台への道を登り,高台に出たら直ぐ右折し作業道に入る。2cm程の積雪の道を進んで行き,二股を左に入り行き止まり広場に7:45着。ここが登山口で西の沢状に大きな砂防ダムが見える。登るコースは沢の左岸の尾根である。
 8:00出発。砂防ダムへの広い道を15m程進むと,恵山登山13曲がりコースとの看板が設置され,その右側に丸太作りの急な階段の登山道が有りこれを登る。冬枯れの樹林帯の道をジグザグを切っての登高を続ける。積雪は2cm程で夏道と変わらない。所々により7~8cm程の霜柱を踏みながら登る。登るにつれ樹木は低くなり火山礫帯の登りとなる。左手に奇岩の多い恵山を見ながら登る。8:37岬展望台分岐360m付近通過。傾斜は緩くなり灌木帯を進み8:37火口原遊歩道に出る。左手恵山への道を進む。

 8:40恵山権現コース登山口通過。積雪10~15cm程の遊歩道を歩き,賽の河原駐車場を目指す。鹿の足跡が有り広い火口原に鹿を探すが見つけられない。左手には山腹から水蒸気を上げる恵山を見ながら進む。天気快晴無風,気温低いが絶好の登山日和である。良い景観と雰囲気の中を歩く。
 8:51賽の河原駐車場通過。草原と灌木帯の中を進む。小沢を丸太で作られた橋を渡り進み9:00高原コース分岐着。行動食を取りながら休憩。ここから左へ入ると旧モンテローザホテル裏の登山口に下る。鹿の足跡多数,馬の足跡も少し有る。湿地帯には馬が放されているのが想像出来る。鹿は雪をはねのけ枯れ草を散らかしている。
 9:10出発。枯れた花殻を付けたドウタンツツジの樹林帯,杉樹林帯を進む。コースにはピンクテープが多く付けられている。9:20周回コース分岐通過。右の東回りコースに入る。樹林帯の積雪15cmの夏道を緩やかに上り下りをしながら進む。9:33左へ曲がる。道は先に続くが左へ曲がる看板が有る。9:35T字路を左へ入る。右の道は止めが有る。樹林帯を進むと次第に傾斜が増して来る。積雪20cm程となり夏道を見極めながら高度を上げる。次第にジグザグを切っての登りとなる。冬枯れの樹林帯は先の見通しが有り明るい雰囲気である。

 10:00視界の開けた520m付近小休止。西には火口原と外輪の山々,恵山が青空の中に白く輝きなかなかの眺望である。写真を撮り休憩する。10:10出発。急な夏道を直線的に登る。南向きで雪が無い所には赤茶色のコイワカガミの葉が出ている。頂上平坦部に出て70~80m進むと標識看板の有る頂上である。
 10:25海向山頂上着。記念写真を撮りのんびりと昼食を取りながら休憩する。好天に恵まれたことを感謝し雑談をしながら過ごす。10:50下山開始。下りは西回りコースを下る。樹高1.5m程の灌木の中の夏道ははっきりしている。積雪も20cm程で全く問題はない。急な下りは滑らないように慎重に下る。
 11:10樹林帯のコル400mを通過。ここから登り返して11:20~25コブ456mで小休止。ここも恵山等の眺望が良い場所である。樹木の混んだ道をジグザグに下る。

 11:40周回コース分岐通過。来たトレースを下る。11:47高原コース分岐を通過し駐車場を目指す。11:55~12:05賽の河原駐車場上の東屋にて小休止。
 岬展望台を回って下ることにする。来た遊歩道を進み途中から火口原の中の遊歩道に入る。
12:35~38岬展望台見物。下りは椴法華コースへの近道を下る。12:44椴法華コース分岐通過。ここから恵山灯台を見ながら下る。左の斜面には夏には気付かないが,所々から僅かに水蒸気が上がっている。樹林帯のジグザグを下り13:00登山口に下山。13:15函館へ出発。14:10根崎ラグビー場着。14:15解散。

 天気無風快晴に恵まれ,多少長い椴法華コースから12月の海向山を楽しむ事が出来ました。積雪も10~25cm程でラッセル等の苦労は無く,多少コースの判断に気を遣いましたが全く問題無い山行となりました。冬の海向山,恵山,周辺外輪山,火口原等の眺望は素晴らしいと思われます。                           (N記) 

 

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