庄 司 山   南尾根コース           平成20年1月20日   

メンバー 会員5名

 天気は曇で横津岳山系は雲の中7:53亀田支所出発。8:03七飯大和静観園駐車場にて七飯からの2名合流。道は車が通った跡があり先に進む。途中で輓馬の訓練中に出会う。重りを付けての訓練は,結果的に道の除雪をしている。700m程進み二股で8:08車を置く。無理をすれば車を置いたことの有る堆肥置き場まで入れる。輓馬の訓練はそこで引き返してきた。
 のんびりと出発の準備をして8:30スキー2名。ツボ足3名で出発。積雪30cm程の作業道を進む内に天気は次第に良くなってくる。右手に蒜沢川を見ながら進み,途中蒜沢2号砂防ダムを右に見て進む。古いトレースが有りその上に10cm程の積雪がある。スキーでのラッセルは軽いので全く問題無く,ツボ足でも問題無い。
 9:16蒜沢1号砂防ダム下の金網橋を通過。少し登った所に登山ボックスが有る。9:18〜30小休止しながら2名はスノーシューを付ける。天気は所々に青空が見え始めている。南に向かうと南尾根コース。北へ向かうと北尾根コースである。南に向かい道幅2m程の作業道を緩やかに登る。次第に傾斜が緩くなり緩やかにカーブして亀田中野町,中ノ沢高台からのコースと合流する。古いトレースが有る。人の声が聞こえ人が来ている様子である。

 ここから北に向かい笹原で道を失いかけるが,直ぐに作業道に戻る。9:50〜55南尾根の340m付近で傾斜が増してきたので,スキーを外しワカンを付ける。脇からの雑木が多くなった作業道を登る。一度大きくジグを切って南尾根の西側の腹をトラバース気味に登る。積雪は40cm程であるが,古いトレースを辿り余りラッセルの苦労もなく登る。
 10:25〜30高度470m付近で小休止。西側には七飯岳,横津岳スキー場が眺望出来る。ここから作業道は細くなりジグザグを切って登る。10:38高度500m付近の尾根上に出る。東に中野ダム,南に採石場等が望まれる。日当たりが良いのか積雪が少なく夏道通りに,古いトレースに従い高度を上げる。次第に傾斜が増して凍って滑り易い笹,灌木の中を登ると頂上の鳥居が見えて来る。
 10:50庄司山頂上着。鳥居の先には小さな社が有り,左側には鉄のワラジ(長さ40cm程)が置かれている。北西の風が多少有り社の東側で風を避けて昼食を取る。中野ダム,雁皮山,蝦夷松山が眺望出来る。風に当たらなければ陽も出ており暖かい。写真を撮りのんびりと休憩し,11:15北に有る大岩と祠を見に出発。直ぐに樹林帯となり,トレースは無く固い締まり雪や,柔らかい吹きだまりをラッセルしたりで下る。北西の風が強く顔は切れるように痛い。

 11:25大岩と3個の祠の場所に着く。祠の1つは壊れている。1つは赤い炎の置物が中に祭られている。写真を撮り11:33頂上へ出発。来たトレースを辿る。11:47頂上に戻る。お茶を飲んだりしながら休憩する。
 11:55下山開始。滑り易い登りのトレースを注意しながら下り,尾根からの西斜面に入ると傾斜も落ちて坦々と下る。12:25〜30スキー着用。ツボ足のメンバーは先行する。道が細いため傾斜が強いとスキーは制動に苦労する。次第に傾斜が緩み快調に滑るが,注意が必要である。12:45登山ボックスで待つメンバーと合流。12:50出発。来た作業道を快調に滑りながら下る。ツボ足のメンバーも快調に下っている。
 13:15全員駐車地点に下山。スキーとツボ足では2分程の差である。13:25出発。七飯のメンバーとはここで解散。13:40亀田支所にて解散。


 天気は晴となり寒さは厳しい状況でしたが,古いトレースが有り,積雪も少なくラッセルに苦労する事も無く頂上,その先の祠まで往復してきました。のんびりと冬山を楽しむ山行となり楽しい時間を過ごす事が出来ました。冬山には多少物足りない気もしましたが,積雪が多く,レッセルに苦労し,吹雪の中でのルート判断をしながら,登る時も有る事を忘れないでください。                               (N記)

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