烏 帽 子 岳~袴 腰 岳 横津岳スキー場から  平成19年5月4日

 メンバー 会員7名

 8:15亀田支所出発。高速の大川で降りるのを忘れ,七飯本町まで行き戻り横津スキー場へ着く。NさんOさんの車はすでに到着している。車止めゲートまで行くと事とし
8:50ゲート前着。天気はガスで視界は30~40m程である。積雪は70~80cm程有り冬山に近い状況である。9:03出発。ゲート脇を通り舗装の出ている作業道を進む。
9:18雪上車近道の道から東への進む冬コースに入る。視界不良のガスの為,帰りルート確保用の赤標識布を付けながら東へ進む。緩やかに下りまばらに出て来る樹木に標識を付けながら進む。積雪は適当腐っており足首まで埋まる状況で有るが,時には太ももまで埋まることもある。遠近感が無く,頭の中の記憶と地図とコンパス,高度計が頼りである。現実にはほとんどが時間の経過でどの辺にいるだろうと判断している。多少北に寄って東に進んでいる為,横断する予定の沢2本が現れないまま,緩やかに下りとなる。9:55頃には多少視界が出てきて,烏帽子湿原,烏帽子岳が望まれる用になる。湿原まで下り烏帽子頂上を目指して緩やかに登る。頂上で近くは積雪は無くなり夏道を登る。
10:10烏帽子岳頂上着。頂上は草地が出ており西風強い状況である。我々の後に3人パーティがやって来る。袴腰岳へ行くことにし夏道を行くが直ぐに無くなる。北の肩1050m付近で風を避けて10:15~30小休止。行動食を取り休憩する。袴腰岳は曇り空の中に望まれ上部は夏道が出ているのを確認出来る。コルへの北斜面で一人の登山者がショートスキーをしているが望まれる。

 ここからは北の尾根東側の積雪を緩やかに下り,適当な傾斜の斜面を袴腰岳とのコルを目指し下る。コルは大きなダケカンバの疎林帯でここにも標識を付けて進む。傾斜がきつくなりネマガリ竹が出て来て積雪を求め登る。簡単に夏道に出て一部に残雪のあるジグザグを切った道を登る。10:55西峰に出る。積雪を登ったり夏道を登ったりでコブを2個超える。
 11:00袴腰岳頂上着。この頃にはガスとなり視界は悪く,南西の風も強い。風を避けて北側に少し下り休憩とする。行動食を取り話をしたりで過ごす。眺望は全くないのでどうしようもない。頂上標識前で記念写真を撮ったりして過ごす。
 11:25烏帽子岳へ出発。11:30西峰通過。コルからは急な積雪斜面を登り尾根に出る。12:00烏帽子岳頂上通過。午前のトレースと標識布を頼りに西に向かう。一人の登山者と出会う。C高校山岳部の顧問である。湿原からは緩やかに登り,あとはガスの中を黙々と標識布を回収しながら歩く。
12:47舗装道路に出る。12:55車止めゲート駐車地点に下山。13:10出発。13:40亀田支所にて解散。
 ガスと強い風の中を黙々と歩いた山行となりました。烏帽子岳からは曇り空の眺望を楽しめましたが,袴腰岳はまったく何も見えないガスの中となりました。気温が高く寒さを感じなかったので,春山と実感しました。寒ければ厳しい山行で有ったと思います。  (N記)

 

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