台 場 山 川汲山道函館コース        平成20年1月13日   

メンバー 会員7名

 吹雪模様の天気状況の中8:55頃までに,参加メンバーは根崎ラグビー場に集合する。9:00出発。道道函館南茅部線を進み,矢別ダムを過ぎて左側3本目の小沢手前の旧川汲山道の入口に9:26着。積雪20cm程で車止めゲートまで入り駐車する。例年は除雪の雪で道路脇に駐車するが今年は雪が少ない。天気は青空の快晴となり絶好の登山日和となる。 9:45出発。スキー4名,スノーシュー2名,ツボ足1名それぞれ好みで歩き始める。積雪20〜30cmでスキーでのラッセルは無いのにひとしく,気温も低いのでツボ足でも全く問題ない。小沢の橋を渡り徐々に高度を上げ尾根を回り込む。右下に道道を見ながら進む。2年前から工事が行われているが,まだ貫通してないトンネル現場が見える。

 次第に山道は北へ進み緩やかな登りを続ける。道路には入口からの距離が示された標識が立っている。例年,天気の良い2月になると雪の表面が融け,シールに団子状に付着しラッセルに苦労するが,今日は気温が低く全く付着しない。
 10:30〜45大きく右に回り込んだ入口から2400mの標識の有る地点,高度約320m付近で小休止。ここからも積雪の少ない山道を進む。キタキツネ,野ウサギの足跡を見ながら進む。遠くにNTT中継所のアンテナ施設が見え始め,川汲峠を目指して進む。

 11:20川汲峠通過。峠手前には3800mの標識が有る。直進すると昔の山道で川汲に下る。右へ進むとアンテナ施設を越えて行く作業道。左へ進む道が登山口へ続く。付近には台場山砲台跡へとの大きな標識が設置されている。左の道に入り300m程進むと右手に台場山砲台跡登山口との標識が有る。11:25〜35スキーの3名,ツボ足の1名はワカンを着用する。スノーシューの2名は先行しラッセルをする。まだ多少笹の出ているブナ等の樹林帯を登る。ワカン,スノーシュー組は高度差約70mの多少急な樹林帯を直線的に登る。スキーの私はジグザグを切って樹木に苦労しながら登る。

 11:50〜55全員頂上着。快晴の青空の中に,北東から北に三森山,袴腰岳,泣面山等が眺望出来る。南から西は遠くに雲が掛かっている。多少北西の冷たい風が吹いているので,東側に下り風を避けて昼食とする。のんびりと世間話をしながら,昼食を取り休憩する。12:15頂上に戻り,記念写真を撮り12:20下山開始。
 スキー組は12:30〜35登山口にてスキー着用。その間にワカン,スノーシュー組は先行して下る。12:37川汲峠通過。スキーでの下りは傾斜が緩いが快調に滑りながら下る。しかし先行したメンバーになかなか追いつかない。下りの2/3程でようやく追いつく。林道の下部では石等に引っかかたりしたが,トラブル無く滑る。13:18〜23全員車止めゲートに下山。13:40函館へ出発。14:05根崎ラグビー場着。14:10解散。
 登り約2時間。下り約1時間の短い山行でした。台場山のこのコースは冬山入門コースで,スキー,ワカン,スノーシューの訓練には丁度良い所です。林道のラッセル,多少急な樹林帯のラッセルと,冬山の雰囲気を十分楽しむことが出来ます。天気が荒れた状況でも十分楽しめる山です。今回も冬山の雰囲気を楽しむことが出来ました。         (N記)

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