七 ツ 岳 七ツ沼まで  平成18年10月28日〜29日

メンバー 会員6名

10月28日 曇後時々雷雨
 15:00亀田支所出発。16:30湯ノ岱温泉から舗装道路を南に進み,舗装が切れて1.5km程入った左手の広場着。ここは七ツ岳登山の幕営地としている場所である。16:45テント設営し中に入る。早々すり身汁を作りながら持ち寄りの酒とおかずで飲み始める。夕食を兼ねた懇親会となる。20:00頃まで飲み話しながら楽しい時間を過ごす。天気予報通り西の遠くで雷が鳴り始め,小雨も降り出したので就寝。

10月29日 曇後快晴
 夜半,明け方と激しい雷と雨が降る。明け方の雷雨は覚えているが,夜半の雷雨はまるで花火大会の様であったとの事。5:55起床。雨はすでに上がっている。6:20朝食。テントは雨で濡れているので乾燥のため,張ったままにする。6:55出発。上の沢右岸の林道を進む。7:13橋を渡り左岸を100m程進むと車止めゲートが有り先には進めない。
手前の僅かな場所に駐車する。上ノ国町のホームページで七ツ岳への道は,市街地から9.3km車止めゲートまでしか入れないとの情報であったが,場所を特定出来ていなかったのである。ここは二股になっており,直進するのが七ツ岳への道。右折すると上の沢右股川林道となる。登山口広場まで約9.5km程歩く事になる。天気は晴れており迷わずに行くことにする。メンバーの状況次第で七ツ沼にてニジマス釣りも想定し,竿と仕掛けを用意する。 7:20出発。黄葉,紅葉の進んだ山肌を眺め,左眼下に白水の沢川を見ながら黙々と林道を歩く。8:05白水の沢を右岸に渡る白い橋着。ここも二股になっており左折し橋を渡るのが登山口への道で,登山口への標識が有る。直進はしないこと。林道は尾根を北から回り込み,南へと続く。天気は益々良くなり次第に七ツ岳も遠くに見え始める。途中で車2台が入って来て追い抜いて行く。さらにバイクで1名がやって来る。少し話すと営林署に話すと鍵を貸してくれるのではないかと言う。さらに林道を進むとバイクの人は戻って来て,この先の工事現場に車2台が有り,人々はキノコ取りに行ったとの事。
 8:55〜9:00高度360m付近の工事現場。林道を大きく堀込み土留め柵,さらにジャカゴで土留め工事を行っている。ここから少し進むと台地状に出て沢から離れた林道を進む。傾斜が増し砂利の多い林道を登る。次第に疲れが出て来て,メンバーは2組に分かれて林道を歩く。まだかまだかと似た様な曲がりを5〜6回繰り返して登る。

 9:50登山口駐車場広場着。行動食を取り水分補給でのんびりと休憩。10:05遅れていたメンバー到着。ここで七ツ岳を登ると風呂に入る時間は無くなり,2班に分かれることになるので,七ツ岳は断念し七ツ沼で釣りをすることにする。
 10:25出発。根曲がり刈分け道を5分程登り,次第に下りとなり10:35七ツ沼着。N,Kは釣り,他は沼1周に出かける。11:00頃まで釣るが全く当たりが無く,以前にはいたニジマスは全て釣られてしまった様である。1周したメンバーは長い網が捨てられていたとの事。青空の中に七ツ岳は間近に望まれ下部は紅葉となっており,雰囲気の良い眺望を楽しみながら休憩しながら昼食を取る。
11:17下山開始。11:25登山口通過。錦織の様に黄葉,紅葉の進んだ山々の樹木を見て楽しみながら林道を下る。12:10工事現場通過。車2台の人々はキノコを結構採っていた。12:55〜13:00白水の沢川の橋で小休止。13:30車止めゲートに下山。13:40出発。14:00〜10幕営地にてテント撤収。14:15〜15:10湯ノ岱温泉保養センターにて入浴。15:30函館へ出発。17:00亀田支所にて解散。

 約5時間で林道往復約19kmを歩き,七ツ沼では何も釣れませんでしたが,晩秋の紅葉の山々の雰囲気を味わい,温泉で心地よい汗を流す事が出来ました。林道は来年には開通すると思われますので,七ツ岳は再度計画する予定です。   (N記)

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