海 向 山  高原コースから周回コース 平成18年11月19日

メンバー 会員7名

 7:58根崎ラグビー場出発。天気予報は晴であるが曇り空の中車を走らせる。8:37旧モンテローザ下の広場に駐車する。恵山が曇り空の中に良く見える。8:45出発。砂利道を西に進むと直ぐに舗装道路に出る。10m程先に登山口の作業道が有る。標識は無いが地図上の道に間違いない。50m程も進むと有刺鉄線が張られており乗り越えて進む。冬枯れで落葉したナラ,サラサドウタン,その他の雑木林の緩やかな登りの作業道を進む。落ち葉で埋まった道をガサガサ音をたてて歩く。大きくジグザグを切り作業道を登る。9:15樹木が低く津軽海峡,市街地の眺望が良い280m付近を通過。作業道はサラサドウタン等の樹林帯を北に向かい,次第に細くなり台地状の平坦な樹林帯となる。
 9:26〜40使用されていないポンプ場施設で小休止。付近は笹と疎林で馬の放牧で出来た踏み跡が有る。少し先は二股であり,左の道が登山道で,右の広い道は間違いなので注意が必要である。平坦な道を進むと道は多少不明瞭となるが,ピンクテープ等の標識が所々に付いている道を進む。緩やかな下りとなり直ぐに樹木の少ない湿地帯に出る。馬の踏み跡道が多く注意しながら進む。

 9:52賽の河原からの道との合流点通過。右への道は賽の河原,恵山へと続く。左のドウタン,杉の樹林帯の道を進む。ピンクテープが多く付いているがあまりにも多い。10:01海向山周回コース分岐通過。直進すると海向山を西から登るコースである。今日は右の東回りコースに入る。木橋を渡り,丸太階段状に良く整備され,丸太の手すりも有る道を進む。緩やかに下り10:10小さな枯沢を通過。笹と樹林帯を緩やかに登ると平坦な道となる。海向山を左手後ろに見ながら進み,やがて左へ入るショートカットの道に入る。直進しても同じ道に出るが刈払いがされているかは不明である。直進してUターンして来た道と合流し左へ入る。次第に傾斜は増して登山道らしい登りとなる。
 10:25〜38高度400m付近の樹林帯で小休止。ここからはジグザグを切っての登りとなり高度を稼ぐ。樹林帯が切れる手前からイワカガミの葉が多く見られる。10:53樹林帯から灌木帯の切れ目の眺望の良い場所に出る。恵山,610m峰,賽の河原駐車場等が一望出来る所である。初めての参加者はこの眺望に感激している。ここからはエゾイソツツジ,ヤマツツジ,ドウタン等の灌木帯の登りとなり,直ぐに平坦な頂上への道を進む。
 11:05海向山頂上着。多少風が有り,気温も低いのでヤッケ等を着用し,昼食を取る。西から北にかけて曇り空の中に蝦夷松山,三森山方面が眺望出来る。のんびりと休憩し記念写真を撮り過ごす。
 11:37西回りコースを下山開始。ツツジ類の灌木帯を下るが,今までに無く放牧馬の比較的新しい馬糞が道の至る所に有る。頂上まで馬が来ていることは間違いない状況である。馬糞を踏まないように注意しながら急な道を下る。道は馬の足跡で多少崩れた状況である。400m付近のコルまで下ると笹は少なくなり馬糞も無くなる。コルから多少急なコブ456mへの登りとなる。12:07コブ456m通過。ここも視界が開け眺望が良い所である。直ぐに樹林帯の下りとなり北から東に回り込むように下る。

 12:20〜40周回コース合流点にて小休止。後は来たコースを下るのみ。12:50賽の河原分岐通過。湿地帯に入り適当に進むと道から離れてしまうが,ピンクテープにより道に戻る。ポンプ場を通過し作業道に入り淡々と下山を続ける。13:23駐車地点に下山。13:30恵山市民センターへ出発。着くと駐車場は満杯で何かの大会が行われており,混雑している様子なので,入浴はあきらめて石田温泉へ向かう。
 13:37温泉着。ここは比較的新しく露天風呂も有るこじんまりとした温泉宿である。我々の他客は男女1名で貸し切り状況で入浴。温泉は多少温いので長湯が出来る。14:35までのんびりと入浴し,その後ロビーで休憩する。14:50函館へ出発。15:40根崎ラグビー場にて解散。
初冬の快晴の中の海向山を期待したのですが,多少雲の多い晴の中の登山となりました。落葉し冬枯れの樹林帯はすっきりとして多少眺望が有るので,夏とは異なる海向山の雰囲気を味わう事が出来ました。頂上付近の西側は馬糞が多く閉口しました。馬の放牧はやはり問題が多い状況と思われます。      (N記)

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