袴 腰 岳 赤川から三角山コース  平成18年11月5日

メンバー 会員5名

 7:55亀田支所出発。中野ダムからの赤井川林道を進む。8:20アメダス登山口広場着。先行していた2台の車もここに止まる。キノコ取りとの事。天気は晴,気温は低くなく風も無い状況である。8:28出発。トドマツ植林帯を緩やかに登る。赤い実を付けたツルリンドウが僅かに有る。8:33湿地帯通過。すでに湿地は冬枯れである。再びトドマツ植林帯となり多少傾斜の有る道を登る。8:53作業林道に出る。左折し20m進み,右の登山道へ入る。作業道に出た地点に標識が設置されている。トドマツ帯を進み8:55作業林道に出る。ここは林道を横断して直進する。8:56直ぐに黒井川林道に出る。左折し70m程進み8:58赤井川源流を回って来た赤井川林道と合流する。右折し黒井川を渡り150m程進み林道左側の登山口を9:05通過する。登山道に入り尾根をトラバース状に登るとやがて尾根上のトドマツ植林帯の登りとなる。ここを抜けると緩やかに下り,またトドマツ帯の登りを続ける。次第にダケカンバ,ブナ等の根曲り刈分け道となる。最近刈分けが行われたようで綺麗に整備されている。

 9:28〜40ダケカンバ,ブナ等の疎林帯700m付近で小休止。回りの樹木は黄葉が過ぎて落葉が始まり冬枯れに近い状況である。ここからはダケカンバ等樹林帯の平坦な根曲り刈分け道を進む。広く刈払いが為されており,実施した人々に感謝しながら進む。760m付近より左に曲がり,多少急な登りとなる。樹木は低くなり根曲り刈分け道を登る。振り返ると赤井川源流地帯を一望出来る。

 10:05三角山頂上着。南に函館市街地を眺望しながら休憩する。三角山ミステリーを話し,聞き耳を立てるが今日は何も聞こえない。10:17出発。樹林帯を緩やかに30m程下り,根曲り刈分け道を緩やかに登る。ここも刈払いは行われている。高度を上げるにつれ落葉は進んでおり,すっきりとした樹林帯の中を登る。次第に傾斜が増し1000m付近から左にトラバースとなる。直ぐに根曲り刈分けの沢状の急斜面となりジグザグ道を登る。
10:50稜線1050mに出る。袴腰岳頂上への道がよく見える。ダケカンバ,ミヤマハンノキ,ミネヤナギ等灌木帯の根曲り刈分け道をコルまで下る。急な登りとなり根曲り刈分けを大きくジグザグを切って登る。10月16日に確認した時は多少笹が被った道は,広く綺麗に刈払いが為されており登り易い。3週間で刈払いが行われたのに驚く。
 11:03袴腰岳頂上着。天気晴で北から駒ヶ岳,泣面山,恵山,海向山,三森山,雁皮山,函館市街地,烏帽子岳が眺望出来る。函館山は霞んでいる。気温が低く微風も有り多少寒さを感じるが問題ない。昼食を取りながら休憩し,故I会長の墓を見に行く。頂上稜線から南斜面を10m程下った所に,自然石の長方体を墓のように建てたものがある。頂上に戻り記念写真を取り過ごしていると,夫婦と思われる中年男女2名がやって来る。男性は腰を痛めたとのことで遅れて来て,直ぐに横になっている。声をかけると大丈夫との事。

 11:40下山開始。11:50稜線1050m通過。冬枯れのすっきりとした尾根を下る。12:13〜25三角山で小休止。淡々と下山を続け12:53林道登山口に下山。トドマツ林内で小休止。13:05出発。13:30アメダス登山口に下山。13:45出発。14:10亀田支所にて解散。
 秋晴れの天気に恵まれ,落葉しすっきりとした山登りを楽しむ事が出来ました。往復5時間で急な登りが少なく登り易い山ですが,登山道は2年程で根曲りが被って時にはかき分けをする山です。今回は登山道の最近刈払いが行われ綺麗になっておりました。実施してくれた方々は先生を退職した教育大山岳部OBと思われます。我々は利用するだけなので,ただただ感謝する次第です。 

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