袴 腰 岳〜烏 帽 子 岳 横津岳スキー場コース   平成18年10月15日

メンバー 会員6名,会友2名,他1名 

9:10までに横津岳頂上への道車止めゲート手前の駐車場に集合。天気はガスで視界が良くない。天気予報では曇のち12:00頃から晴である。Iさんは娘さんを連れての参加である。9:20出発。登山ボックスに記入し車止めゲート横を通り,頂上への舗装道路を進む。視界30m程のガスの中を緩やかな登りを進む。秋は深まり花々は終わっており,ダケカンバの葉は黄葉し一部は落葉している。9:55アンテナ基地への舗装道路に右折し入る。途中2カ所のアンテナ基地を過ごし,10:02三番目のアンテナ基地左手の登山道に入る。ここからは根曲がり刈分けの道でミネヤナギ,ナナカマド,ダケカンバ等の灌木帯を緩やかに下る。10:10第一湿原通過。湿地は既に干し草状となっている。草刈り等良く整備された道なので,ガスで道脇の草が濡れているが足元等が濡れることは無い。緩やかな下りから多少傾斜のある下りを続け,烏帽子岳とのコルに出る。10:27第二湿原着。沼の周りに入らないようにロープが張られている。しかし,踏み跡は有りかなりの人が入っていることが想像される。エゾオヤマノリンドウは霜ですっかり枯れている。休憩を取りたいが,風がまともに当たり寒いので風が当たらない場所を求め,緩やかな登りを続ける。

10:33烏帽子頂上をカットし袴腰岳とのコルへの分岐通過。10:36烏帽子岳頂上分岐着。ここは風が当たらないので休憩とする。行動食を取り水分補強。気温が低いが汗はかいている。天気は次第に良くなり視界も出てきており,袴腰岳頂上も見えている。10:50出発。根曲がり刈分けの急な下りを下る。次第にブナ,ダケカンバの樹林帯に入り平坦なコルを進む。次第に傾斜が増してきて袴腰岳の登りとなる。駐車場に室蘭ナンバーの車2台が有ったが,4名の登山者とすれ違う。笹と灌木の急斜面をジグザグに登る。頂上稜線に出ると先にコブが見える。多少下り登り直してコブを超える。ミヤマキンバイが2輪咲いている。また少し下り灌木帯の緩やかな道を登る。
11:20袴腰岳頂上着。曇っているが函館市街地方面を眺望出来る。多少風が有り寒さを感じ,ヤッケ等を着込み昼食を取りながらのんびりと休憩する。赤川コースを下見に行くと笹が伸びており,刈払いが必要な状況と確認する。記念写真を撮ったりして過ごす。
11:57下山開始。稜線のコブを超えて歩き,急な下りを下りコルに出る。根曲がり刈分け道を登り12:23烏帽子岳頂上着。横津岳方向は黒い雲がかかっているがアンテナ基地等は眺望できる。12:32まで小休止し下山開始。13:36袴越岳分岐通過。緩やかに下り12:42第二湿原通過。途中ポツポツと雨が降るが直ぐに止む。灌木帯の緩やかな登りを続け第一湿原を通過し,開発建設部職員遭難慰霊碑を回り13:16アンテナ基地に出る。ここからは舗装道路を歩く。13:28頂上分岐。横津岳への意欲は無く下山とする。13:53駐車場に下山。14:05解散。
天気はあまり良くない中の山行となりました。寒さを感じる視界の無いガスの中を歩く事,冬山が間近に近づいた気配を感じる事等,夏山の天気の良い登山とはまた異なった山の雰囲気を味わうことが出来ました。横津山塊の中腹以上は紅葉,黄葉が進んでいました。(N記)

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